KBS京都「きょうとDays」の取材を通して感じたこと

KBS京都「きょうとDays」の取材を通して、本当にたくさんの思いをお話ししました。
事前の打ち合わせでは、報道記者・カメラマンの中上さんと気づけば3時間。
撮影も2日に分けて、丁寧に取材していただきました。

その過程で、自分の気持ちを深く掘り下げ、大切な気づきを得ることができました。

なぜシニアの方を撮りたいのか

私はなぜ、シニアの方を撮りたいのだろう。
幾つになっても元気でキラキラと輝いている姿に、どうしてこんなにも強く惹かれてしまうのだろう。

その理由を辿ると、鬱病を患った母の存在に行き着きます。(今は症状は落ち着いています。)

母の存在と、年齢を重ねても輝いてほしいという願い

塞ぎ込みがちな母を見て、
「年齢を重ねても明るく、ハツラツとしていてほしい」と願っていました。

昔、母が特に塞ぎ込んでいた頃。
すべてを自分で抱え込み、苦しそうにしている姿を見て、私は思わずこう言ってしまいました。

「もっと気楽に、生きればいいやん」
ただ、元気になってほしかったから。

けれど、母は「できないの」と電話口で
大泣きしました。
その瞬間から、私は本当に思っていることを口にできなくなってしまったのです。

だからこそ、元気で輝いている年配の方を見るたびに、母の姿を重ねたり、
自分の未来への希望をそこに見ていたのだと思います。

取材の中で気づいた「尊重」ということ

この気持ちを取材で話す中で、
私はハッとしました。
自分自身もまた、母に対して「母親だからこうあってほしい」と、
知らず知らずのうちに思いを押しつけていたのだと気づいたのです。

そして、対話の中で強く感じたのは「尊重」ということ。
「私たちは似ているところがあるかもしれませんね」と中上さんと話す中で、改めて思いました。

人が好きで、その人のことを知りたい。
たとえ自分には理解できない気持ちであっても、
相手の気持ちをそのまま認め、尊重する。

そう接してくださったおかげで、私はとても満たされた気持ちになりました。

シニアフォト撮影で大切にしたい姿勢

私も撮影をするとき、まさに同じ気持ちでありたい。
相手を尊重し、その人らしさを受け止める。
そして相手にも「大切にされている」と感じてもらえる時間を届けたい。

けれど考えてみれば、私は普段「こうあるべき」と押しつけられるのが嫌いなのに、
母には「こうあってほしい」と願っていたという矛盾がありました。

母自身だって「元気でいたい」と思っていたはずなのに、
その人にない部分を求めてしまっていたのです。

その人の中にある光を写真に残したい

この気づきは、今の私の撮影スタンスにつながっています。
私は「こうあってほしい」と押し付けるのではなく、
その人の中にある光を探し、自然ににじみ出る輝きを写したい。

元気な瞬間も、静かな瞬間も、その方らしさを受け止めたい。

だから私はシニアを撮りたいのです。
年齢を重ねても、誰もが自分らしく輝けることを、写真を通じて伝えていきたいのです。

KBS京都「きょうとDays」の取材に感謝を込めて

KBS京都「きょうとDays」の取材を通して、
自分の気持ちを深く掘り下げ、大切な気づきを得ることができました。

報道記者・カメラマンの中上さん、寺村さん、KBS京都の皆さま、
そしてご覧くださった皆さま、
本当にありがとうございました

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この記事を書いた人

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